カーリルで開く
これも大好きな児童書。分類は科学。去年の春、お庭を見せてもらった佐野藤右衛門さんの桜守のお仕事についての本。桜守とは、桜の木の声に耳を傾け、各地の名木を守り続ける「桜のお医者さん」のこと。佐野藤右衛門さんは植木職人として仁和寺御室御所に仕えてきた「佐野藤右衛門」を襲名して当代で16代目。祖父の14代目が創始した「桜守」を受けつぎ桜守として当代で3代目。パリのユネスコ日本庭園なども手掛けておられます。
譲り受けた桜の苗が何で運んでも乾燥してしまうからと、口にくわえたまま新幹線で移動したエピソードなど、粋なエピソードが満載。もう一度読んでみよう。
煽り気味なタイトルですがとても感動してはりました。