
『ブコウスキー・ノート』チャールズ・ブコウスキー (著)
とにかくブコウスキーの書く文章が好きで。
字面だけを追うと、道徳観念・経済観念・貞操観念が破綻している彼。だけど、「破綻」の判断基準は何か、本当に破綻しているものは何か。
労働者として壊されすぎないように、雇用者の希望を自分のものとし、脳みそを麻痺させていることに薄々と気づいている、あの、違和感。自分の正義ではなく、権力者にとって都合がいい正義。
あまりにも自分の脳が洗脳されすぎていて、忘れてしまっていることを、ブコウスキーは卑猥な文章の中に教えてくれる。
難しいことを簡単に言うのが芸術家。