「お前にミルクティを頭からかけられたの、今でも鮮明に覚えているよ」と懐かしそうに言われて。
「えっほんま?全く覚えてへん。なんやそれ。ひっどいことするなー、当時の私?」「なんで?なんで私にかけられたん?熱かった?冷たかった?」笑いながら質問すると、彼はとても驚きながら「いや、恥ずかしかっただけ。お前がぶっかけて、その場を去っていったから。一人で学食に残されて恥ずかしかった」
「なんやろう。きっと私を怒らせるようなことしたんだよ。今さらやけどごめんやわ。恥ずかしくさせてごめんなさい」「いや・・・、うん。そう、俺がお前を怒らせた。俺が悪いことをした」何やら彼がうつむいていたけど、それでもさっぱり思い出せない私。深刻な出来事だったのかしら?
「ふーん?何だろうねぇ?」
そしてやっぱり私は笑いながら、「でもさ、その時に怒ったからもう忘れちゃったんじゃない、私?頭からかけた時にすごい怒ったから、それですっきりしたんだよ」
シベリアに春が来た。
「・・・そっか」雪解けのような笑顔を見せる彼。脳裏に何かがかすめたような、でも、もういい。
#表現の細部が間違ってたらごめんね。また忘れちゃうなぁと思って残してみた。
#ぼんやり思い出してきたような気が。でも何も怒ってないし、嫌な思い出じゃないよ。バッチリ。