
『世界の放射線被曝地調査』高田 純 (著)
こちらの本は、ロンゲラップ島、キエフ、ザボリエ、ベラルーシなどの被曝地の現地調査の様子を広島の科学者がレポートしたものですが、読み物としても面白く、前向きな気持ちになります。現地の人と同じものを食べて、池で泳ぎ、現地の人とウォッカを飲み、現地の人とささやかなパーティをする。そして現地の人に真っ先に計測結果を伝える。科学者としての冷静な分析を以て。政府から結果を聞かされていなかった住人たち(知らされないことで不安になっていた)の顔がパッと明るくなる。
遠くにいて、数字や言葉で騒いでちゃいかんですね。
核種 物理半減期 生物半減期
Cs-137 30年 100日
ついつい生物半減期のことを忘れてしまいます。