そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
『新版 死の川とたたかう』八田 清信 (著)

『新版 死の川とたたかう』八田 清信 (著)

『新版 死の川とたたかう』八田 清信 (著)
『新版 死の川とたたかう』八田 清信 (著)
「どうせ電力足りてるんでしょ?原子力発電反対! 」とは思えない。
大飯原発3号機(118万kW)を動かして火力8機(384万kW=赤穂2号機(60万kW) 相生1~3号機(38万kW:3台)姫路第二4号機(45万kW)海南1、4号機(45万kW、60万kW))御坊1号機(60万kW) 以上関西電力「今週の需給実績と来週以降の需給見通しについて」より)を止めるからといって、大飯原発3号機(118万kW)ー火力8機(384万kW)=マイナス266万kWで発電量減っているし!という問題ではないのだろうと思う。故障も相次いでいたし、火力に頼ることでの燃料費増加も喘息も困る。(この報告書によると7月17日から原子力が0になっていますが・・・)経済が停滞するとダイレクトに人が死ぬと思っています。
首相官邸前デモは、私には方向性が見えない。
「放射能をまき散らす原子力発電は廃止しなければならない」と考えているのであれば、外部被ばく・内部被ばくによって免疫力が落ちている今、人ごみの中にいるリスク、β線被ばくまで考えるなら中枢機能の低下による思いがけない人災リスク、首相官邸周辺の土壌汚染。時間とお金をかけて首相官邸前に集合するなら、時間とお金をかけて脱出した方がいいのでは。それとも、汚染されたのは福島の一部だけで、過去のことだと思っているのかな。主張するだけで満足なのかな。
『みんなで決めよう「原発」国民投票』は、私は心配。
111万人の署名を集めても有権者総数の1%にしかならない。設問に廃止も再稼働禁止の文字もない。原発事故後も現職の知事が当選し、相変わらず投票率も低いのに?16歳以上の永住外国人の投票資格付与は「一定の合理性、妥当性があると考えます。」という理由だけでは認めてはいけないと思う。重要なことだからこそ、国民ではなく国が決める方がいいと思う。それに、東京都は事故後すぐに新たな電力確保に向けて動いているのだけど・・・。
放射能はこわいけど、日本には廃炉技術を磨くことで世界を汚した罪を少しでも償って欲しいし、そのためには原子力産業を斜陽にするわけにはいかない。
とはいえ。
「どうせ問題ないんでしょ?放射脳反対! 」とも思えません。
『新版 死の川とたたかう』八田 清信 (著) は四大公害病のひとつ、イタイイタイ病について書かれた本です。実家の病院を継いだ萩野昇医師は、原因不明の奇病で苦しむ女性患者たちが多くいることを知り、国が公害病と認めるまで原因を追及し、戦い続けました。
診察しようと腕に触れるだけで骨折してしまう女性たち。1955年にイタイイタイ病と命名し、以来原因追求に取り組んできました。カドミウム原因説発表後は地元から罵声を浴び、患者は脅迫を受ける。それでも彼は研究を続け、1968年、ようやく厚生省がイタイイタイ病を公害病と認定しました。
水俣病も原因発生から国が認めるまでに約60年かかっていますね。
広島・長崎の原爆症認定集団訴訟は現在も続いています。
「どうせ」は思考停止。

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