そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
『江戸の色ごと仕置帳』丹野 顕 (著)

『江戸の色ごと仕置帳』丹野 顕 (著)

『江戸の色ごと仕置帳』丹野 顕 (著)
『江戸の色ごと仕置帳』丹野 顕 (著)
江戸時代に起きた「密通(不倫)」「レイプ」「売春」「心中」「女犯」「DV」など男女間の性的な犯罪・事件の記録とその判例を紹介した本です。大岡越前や遠山の金さんが取り扱った事件も載っていて面白かったですよ。
同じ犯罪を犯しても、所属する階級により死罪だったり無罪だったりする
君臣>父子>夫婦>長幼(儒教に基づく刑罰体系)
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」一度結ばれた主従関係は、前世・現世・来世に渡る絶対的なもの。主人殺しが一番罪が重い。江戸時代では女性の身分が低く、被害者なのに死刑になったり。
売女で溢れる江戸
江戸城が建設された頃の男女比が男性10に対し、女性1。100年程経てようやく女性の割合が35.5%に増えたとはいえ、圧倒的に女性の数が少なく、女性の身分が低く設定されていたため、夫婦共働きはもちろん、体を売る女性がゴロゴロしていた。
密通(不倫)は死刑、ラブレターのやり取りでも死刑
家を繁栄させることが目的ならば、確かに他の異性に目をむけられると困るね。
心中した男女は裸にして晒し場で晒す
『曾根崎心中』上演後の心中ブームを抑制するため遠山の金さんが行なったこと。酷い。格差社会の中で愛しあってしまったら、来世を心の拠り所にするしかないし、もう死ぬしかないような気もしますが。
娼婦の呼び名が450あまり
食べ物を出前するふりして自らを出前売りする「提重(さげじゅう)」
本郷などへんぴな畑で身売り「五十蔵(ごじゅうぞう)」
歩行困難なため小舟で一回りする間に身売り「舟饅頭(ふなまんじゅう)」
などなど。
売春で逮捕した女は吉原に送り込んでただ働きさせる
中・下層の庶民の間で重婚多発
地位・名誉・お金のあるなしで生活がゴロっと変わるんですね。

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