そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
『筆談ホステス』斉藤里恵 (著)

『筆談ホステス』斉藤里恵 (著)

『筆談ホステス』斉藤里恵 (著)
『筆談ホステス』斉藤里恵 (著)

辛いのは幸せになる途中ですよ

メモ帳に「辛」とだけ書き黙ってお酒を飲んでいたお客様への返事。里恵さんのあまりの美しさと達筆で書かれたその文字に、カラー写真をパラパラっとしたその場で図書館に予約を入れてしまった本です。一年近くかかって私のところに回ってきました。
好奇心で手にとった本でしたが、数時間で貪るように読んでしまいました。
里恵さんは高熱の後遺症により完全に聴力を失ってしまいました。この本では彼女の生い立ちからホステスの道を目指し、銀座で働いている様子が描かれています。読んでいるうちに障害の有無よりも彼女のウイットに富んだ筆談の内容に圧倒されてしまいました。人や言葉に対する思い入れが違う。とても繊細で思いやりに溢れていて、常に努力を怠らず。物事の本質を鋭くとらえ謙虚に努力する姿勢にただただ脱帽しました。彼女の今後がとても期待されます。
<追記>
書店や新聞や吊り広告、ネットなどで気になった本に対し、その場で図書館に予約を入れる人がとても増えています。携帯からでも予約でき、図書館の案内カウンターで予約すれば他の自治体が所蔵している本も取り寄せることができるので。
愛用サイト:カーリルなど

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