そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
校長先生のお話

校長先生のお話

確かに学力は低下していますね。それは明確に出ています。
昭和50年頃に教えていた内容より指導要綱が3割程減っています。
学力というよりは知識量ですね。知識の、量です。
先日も娘に「〜県ってどこ?」って言われて「はあっ?」と言いました。
地図を見ながら「ここにあるのね〜」なんて言うんですよね、まったく。
でもね、私は思うんですよ。
都道府県の正確な位置も知らないなんて言われていますが、
地図を見ればすぐ分かる事じゃないですか。
表面的な知識なんですよ、詰め込まれた情報というのは。
私はそれよりも、その地域に住む人がどんな暮らしをしているか、
例えば実際に社会見学に行って畑を耕してみたり、
体験して掴んだ自分で得た知識、そういうのを私は大切にしたいです。
そして様々な事に対面したとき、自分なりの経験なり知識なりで対応できる、
問題解決能力を持った子になって欲しい。私はそう思います。
あの時は良かれと思って行なった指導要綱が「詰め込み教育」と片付けられた。
そして今は「学力低下」と言われています。難しいんですよね、教育って。
どういった教育方針が好ましいか、これからも模索していきたいと思います。

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