そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
なんで京都に帰らないんだろう?

なんで京都に帰らないんだろう?

祇園祭シーズンになると、京都にいない自分を不思議に思います。
実家が祇園祭一帯の近所なので、家の外がザワザワしてくると、
よいこらしょといった感じで浴衣に着替え、出掛けていました。
目新しくもないし、たまに下駄で踏まれて足の甲が痛いのだけど、
やっぱり鉾はとっても綺麗だし、私の夏の当たり前の行事でした。
その名残だからか毎年祇園祭の直前になると、
父から「いつ来るん?」と帰省を前提とした電話が入ります。
毎年、「帰んないよ、平日だし、仕事あるし、お金かかるし」と答え、
今年は夫が同上の返事を父にしていました。
当たり前の行事で、目新しくもないから、帰らないと判断するけど、
今年の2月に祖母のお骨納めで大谷さんに行って、お坊さんの説教を
聞きながら東山から京都を一望した時に、どんよりチマチマした京都が、
その後中村楼から見えた梅が、本当にここは綺麗なところだと思った。
でも、帰らない。好きだけど、息が詰まるから、帰らない。

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