そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
第28回 越後まつだい冬の陣「のっとれ!松代城」

第28回 越後まつだい冬の陣「のっとれ!松代城」

3月15日、冬将軍の手から松代城を取り戻し城下に春を呼ぶべく新潟県は十日町市松代まで馳せ参じました。
<のっとれ!松代城とは>

『越後まつだい冬の陣』最大の目玉である雪中レース「のっとれ!松代城」。城下町から山頂の松代城まで、標高差約200m延長約3kmの雪上に約10箇所の障害(難関)があり、これを乗り越えて、山頂の松代城一番乗りを競うレース。見事一番で入城を果たした戦士には、1年間「松代城主」に任命し、松代魚沼産コシヒカリ(一石)、他 が贈呈されます。

笑いすぎて横隔膜まで痛くなった二日間。たった3kmだったのに腕や肩や脹脛が筋肉痛です・・・。
150317_1.JPGトンネルを抜けると雪の世界。越後湯沢から先は、今まで見たことのない量の雪が積もっていました。雪に覆われた山がとても綺麗。前泊したお宿では日本酒7種類飲み比べ+振る舞い酒をいただきました。翌朝は快晴、快調!
150317_2.JPG「戦士入場」の後に行われた「歌舞伎者」によるパフォーマンス。意味がわからなすぎるパフォーマンス、越後松代幕府の家老たちの良すぎるノリ!30分ぐらい出陣式が行われ、腹筋が大変でした。
150317_3.JPGいざスタート!前方からスタートしたはずがあっという間に最後尾に近い場所に。私がツルツルズボズボであたふたしている中、どうしてあなたたちは走ることができるの?!瀑水ランと同じ展開になってしまいました。障害物がなければ間違いなく最後尾(笑)
150317_4.JPG一人ではよじ登ることができない雪の階段や、ソリ滑り、網の壁、タイヤでの綱渡りなど10種類ほどの障害物があります。3kmなのに給水は二箇所も。
150317_5.JPGお城と、山頂を目指す戦士たちの姿。綺麗な景色だな。
150317_6.JPG山頂からの景色。到着順に「入城の証」が配られ、その番号が抽選番号になります。私の場合は走る以前の問題で雪道を滑り落ちながら登っていただけなので傾斜も気になりませんでしたが、一気に走り抜けた人たちには過酷だったようです。羨ましい。
150317_7.JPG大抵のマラソン大会だと走り終わった後は流れ解散状態になり表彰式は閑古鳥になっているのですが、こちらでは再度「戦士入場」がありました。走った時の格好のままや、私のように完全に着替えも終え「食い倒れ横丁」で買い求めた物を食べながらなど、カオスです。盛大な歓声とともに入場しました。恐縮です。
150317_8.JPG一時間にも及ぶ抽選会。なんと同行メンバーが水責め(500ml×24本のアクエリアス)と島流し(ハワイ旅行)の刑に!そして新城主は褒美(お米150kg)に加え、まさかの島流しまで。あまりのミラクルに拍手喝采です。何だかいろんな意味ですごい大会でした。
来年はトレッキングシューズで参加しようと思います。来年は朝早くに東京を出発し、越後湯沢で食べ歩きをした後、スキー場で一滑りをし、食い倒れ横丁でお昼を食べたあと、宿で日本酒飲み比べをし、翌朝は体育館に荷物を置いたあと、食い倒れ横丁で買えるものは先に買っておき、ゴール後は食い倒れ横丁で買えるものを先に買っておき、サクッと着替えて、抽選会にのぞもうと思います。
150317_9.jpgそこにステージがあればテンションがあがる。
150317_10.jpg「地獄谷渡り」雲梯を最後までやったことのない私がタイヤにしがみつくことなんてできるの・・・?心臓のドキドキが止まらず「あ、え、あ、やっぱり怖いです。こわ、こわ」と大騒ぎしながら乗ったのに「こわ・・・・たのしーーーーい!これめっちゃ楽しいー!きゃー!どんどん早くなるー!!」と更に大騒ぎしてしまいました。足をブンブンすると加速するんですよ!!これは、その時の興奮が忘れられずに帰り道にもう一度やらせてもらった時のもの。
障害物が大好きな模様。来年が楽しみ!

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