そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
『クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング』コグレ マサト (著), いしたに まさき (著)

『クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング』コグレ マサト (著), いしたに まさき (著)


『クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング』
コグレ マサト (著), いしたに まさき (著)
フルタイムブロガーコグレマサトさん(『ネタフル』を主な収入源として生活しているブロガー)と、ブログ界のタモリいしたにまさきさん(思考途中の段階での投稿にいぶし銀の魅力がある日常性ブロガー)が実体験を元に綴った、ブログ活用によるクチコミマーケティングについての本。
いつも夫がお世話になっております。というわけで日経BPから献本頂きました。有り難うございます☆
この本が出版されたのが2007年3月29日で、4月上旬には読み終えていました。にも関わらず、記憶をもとに今頃このエントリーを書いているので、『クチコミの技術』でいうところのB’の部類に入るかもしれません。


さて、読み終えて真っ先に思ったことは、この本は序章であるという感覚でした。
インターネット業界、或はブログ界隈にいる人間には馴染みの深い事例が紹介されており、当時の記憶を思い起こしては懐かしんで読みました。自分や夫が関係したもの、友人・知人から見聞したもの。それらの事例が、コグレさんやいしたにさんの感情が加えられ再構成されることによって、自分が再体験しているような馴染みやすさがそこにはありました。著書内での体験共有。

発言に対する敷居が低くなると、消費者の言葉はいくらでも出てくるものなのです。

ブロガーは謝礼よりもネタが大事

私たちが常日頃感じていることです。この本を読んでどこまで体験を共有できるか、どこまで親密さを感じ取ることができるか。企業とブロガーの距離感を縮め理解するために、企業ブログの更新担当者自らが積極的に井戸端会議(クチコミ)に参加することの重要性。

人に好奇心のある限り、この物語は続くものと思えて仕方がありません。

そう、物語は続いていくのです。
(出版後も公式ブログの開設、セミナー、PDF配布などで続いています、こうしている今も)
ブログを読み書きする人が増え、物語の数も増え、同時にA’とB’も増え続けます。A’とB’を許容できる度量を持ち、亜流と上手く付き合えるようなキャラ立ちしたブロガーの存在が今後一層重要になっていくのでしょうね。

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