- 心臓が痙攣している人に有効
- 一般市民の善意での蘇生行為による処置ミスに対して法的責任はない
- ふたをあけてメッセージ通りに作業を行う
倒れている人を発見
周囲を確認しながら近づく
「大丈夫ですか？」と言いながら強く肩を叩く、呼吸を確認する（その間10秒程度）
周囲の人を指名する
「あなたは119番をしてください」「あなたはAEDを持ってきてください」
※人が多いほど、誰かがやるだろうという流れになるためこちらで指名する
AED到着まで
同じ場所に心臓マッサージを行なう。マッサージを行なう場所は胸の真ん中。
下にずれると内蔵を、左右にずれると肋骨にダメージを与える場合があるため。
足は肩幅に開き、両手を胸の間に置き、腰から力を入れて垂直に押す。
目安は一秒間に二回。一分間に百回以上心臓マッサージを行なう。
※ペースメーカー装着者だった場合、ペースメーカーから3㎝離す。
AED到着
「AEDを使えますか？」経験者であれば任せる。初心者でも問題なし。
上半身を脱がす（女性の場合はすみっこに運ぶなり周囲を衣服で囲むなり）。
体が濡れている場合は拭き、貴金属は外す（ヤケドするので）。
AEDのふたをあけると電源が入るので、操作通りに行なえばOK。
※メーカーによって若干手順は異なるが基本は同じ
電極パッドを右肩、反対側の側胸部の二か所に貼る。注：AEDは素肌に直接貼ること
→左右間違えてもOK
電極パッドは非常に粘着力が強いので、患者に貼る前に失敗することがある。
その場合でも、もう一パックを使えばOK。大人用二パック、子供用二パックある。
非常に体毛が濃い患者の場合、一つ目の電極パッドをガムテープ代わりにすると毛を抜く事ができる。
ボタンを押すと、心電図が解析される
電気ショックが必要な場合は、ボタンを押す。
不必要な時はAEDを装着したまま心臓マッサージを続ける。
以下、救急車が到着するまでAEDでの解析と心臓マッサージを繰り返す。
【その他：メモ】
いびきのような呼吸、ガッガッとした呼吸は生死の間際。無呼吸とみなす。
患者が子どもだった場合、電極パッドは胸と背中に貼る。
〜6歳まで 子供用
7歳以降 大人用