群馬県沼田市の玉原(たんばら)高原へスノーシューハイクに行ってきました。
標高1200メートルにある玉原スキー場から続く巨大なブナの木が広がる湿原がスノーシューフィールド。ブナ(橅=木では無い)は狂いが大きく腐りやすいため建築資材として役に立たないことから戦後の拡大造林政策時に日本中でブナを切り倒し、スギやヒノキを植えるということが行われたそうです。そのためブナの木は今では珍しいものとなってしまいました。
人間には役立たずでも動物には楽園。戦後の開発から取り残されたおかげで玉原高原には自然が沢山残っていました。
3m以上の積雪のため、普段では見えない場所が近くにあります。
これはキツツキが空けた穴。
ウサギやテンの足跡、ツキノワグマが引っ掻いた跡、ホオノキの芽など、動物の息遣いや春の訪れを楽しんできました。
サクサクサクサク、雪の上を歩くことはとても気持ちがいい。