そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
悪夢の夜に

悪夢の夜に

夫が「カレー粉から自作の本格カレーを作るぞ!作るッ!」とはりきっていたので、インディアン食品のINDIAN CURRY POWDER(様々な料理に応用が効くカレーパウダー。オススメ)やその他スパイス、ココナッツミルクなど、既に自宅に一定の材料があるのを知りながらも、きっと非常に美味しくて私が想像つかないほどにこだわりぬいたカレーを作ってくれるだろうと、スパイスを含めて3人分のカレー代に7,225円を費やし(ごくごくプレーンなカレーなら1,500円前後で作れますよね)、いそいそわくわくして帰りました。


空を飛ぶための修行かと思った。
私が味見する度、彼が「笑うなよ」と言うのですが、舌と喉が拒否反応を起こしてしまい、えづくのをやめられないのです。私が思うに、スパイスが適正量の10倍多くて、小麦粉、砂糖、塩、トマト、野菜エキス、お肉のエキスあたりが足りないような気がします。リンゴかパイナップルあたりも欲しい。これってスパイス汁。
ただただ苦すぎるそれは、もはや何を作っているのかが分からなくなっていき、焦りはじめた夫が、ウスターソース(オッケー)、醤油(うーん?)、エバラ煮込みのタレ(少量ならオッケーなのに何故ドボドボと・・・)、サロンでもらった3,000円のハーブのジュースを少々(自作カレー粉が、コリアンダーとカルダモンの配分が多すぎるような気がするのでこれ以上クセのあるものを混ぜるのは・・・)。
グツグツ煮込んだ材料を一度水洗いしたり。
そして夫が一言「俺はもうダメです・・・。明日お前に続きを託すよ・・・」と。
関係者が推し量ることができる彼の悲痛なエントリー:自作カレー粉に挑戦
あんなに打ちひしがれている夫の姿を初めてみました。いつも「ミカのくせに上手い!」と、自分の料理に絶大な自信を持っていましたから。そして「自腹でお弁当を買ってきます・・・」とおかずの華へと出かけていったのでした。
さて翌日。
全ての材料を一つ一つ水洗いし、水切りをした後で、ご飯と一緒に炒めながら市販のレトルトカレー・塩・砂糖で味付けしたドライカレーを作り、上にゆる〜く焼いた卵をかけ、さっぱりさせるためにダイコンサラダを添えました。
子供は美味しいと言っていましたが、絶望するほど不味くないけど決して美味しいとは思えない、ドライカレーを母子で食しました。
#3人分作ったから。だから帰ってきて、アナター!

【インディアン】カレーパウダー 160g

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