『神は日本を憎んでる』ダグラス・クープランド (著)
不安をお酒や衝動買いで晴らそうとする人がいるように、私は本で安定を保とうとする。
「ジェネレーションX」のダグラス・クープランドが、1990年代初頭の東京と日本人留学生で溢れかえったバンクーバーを舞台にして、原爆やサリン、カルト宗教についてイキオイ良く書き上げた物語。
前はね、ヒロ、きっと神様はわたしのことが嫌いなんだと思ってたの。でも神様はわたしのことが嫌いなわけじゃなかった。神は日本が嫌いなだけなの。
ダウナーだけどとてもヒップ。
しかし、ミカは数々の本とどうやって出会っているのだ?
うーん。映画や音楽のアンテナと同じかな?