「ベロニカは死ぬことにした 」
パウロ コエーリョ, Paulo Coelho, 江口 研一
なんてくだらないんだろうと思いつつ読み終える。若い女性の絶望と再生?
憂鬱のために自殺を試みた女性が、過去を否定することで憂鬱から解放される。
「今までの私は嘘をついていた」
「今までの男は本当に愛していなかった」
「愛してくれなくていいから、私を見て」
天職の押し付け、愛情の押し付け、相変わらず他者と関わらないままじゃないか。
お手軽な恋愛ゴッコ、浅はかな幸せゴッコをやっていればいい。