投稿者: mika

給食費滞納、宇都宮市が確約書配布…「保証人」に苦情も

宇都宮市教委は、市立小中学校９３校に通う児童・生徒（約４万人）の保護者全員に今年度から「給食費納入確約書」の提出を求めることを決め、書類の配布を始めた。
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　支払いが滞った場合に備えて連帯保証人も求めており、保護者からは「きちんと払っているのに保証人まで必要なのか」などと苦情が寄せらですれている。
　確約書は市長あてで、「私は、学校給食費を納入期限までに納入することを確約します」という内容。連帯保証人については住所、氏名、電話番号を記すほか、押印も求めている。
　昨年５月現在、同市で２００１年度〜０５年度分の給食費について滞納がある人は、７０２人で、滞納額は約３２８９万円。昨年９月以降、悪質な滞納者に対して簡裁への支払い督促の申し立てなどを行った結果、今年２月現在、滞納は４４６人、約２４１４万円に減少した。
　しかし、０６年度も新たな滞納があり、市教委は「保護者の意識を高めるため」と確約書を求めることにした。ただ、「給食費を払っているが、保証人の選定は難しいという場合は、個別相談に応じるよう校長にお願いしてある」という。保証人の記入欄がある確約書を求める方法は、長野県伊那市教委が０５年度から行っている。
（2007年4月12日0時23分 読売新聞）

宇都宮市が追いつめられている・・・。
私には給食費を払わない親のことがさっぱり理解できません。
息子の小学校では、産地・製造年月日が明らかで、着色料、合成保存料が使われていないもの、遺伝子組み換えがされていない食材を使用しています。また、化学調味料やだしの素は使用せず、素材のうまみで調理しています。そしてできる限り加工食品は使わず、旬の食材や季節感のある献立となっています。その献立は、『一人あたり平均栄養所要量』をもとに、エネルギー、たんぱく、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンが計算された上で作成されています。
例えば今月の献立では、進級祝いの日はお赤飯、一年生の給食がスタートする日はカレーライス、桜入りのちらし寿司、たけのこご飯などが出ます。郷土料理の日には筑前煮、世界の料理デーはマーボー豆腐丼と野菜のナムル。カレーひとつとってもライスの日もあればナンの日もありで、給食室の掲示板コーナーには今日の献立の一言メモ（料理の由来や雑学）が掲示され、自由配布されているお料理レシピはお母さんにも大人気です。
毎日献立を確認しては小学校に行き、今日も美味しかったと満足して帰ってきます。
それが、一食240円。私一人じゃ絶対にそのクオリティで作れません。義務教育万歳。
（息子の学校は、1年227円〜6年生260円です）
有り難くて仕方がないくらいなのに、何故滞納できるんだろう？
生活苦であれば給食費援助が受給できるし、生活苦であればこそ給食は有り難いのでは？
・・・私が小学校3〜6年まで通っていた小学校の給食は、めちゃくちゃ不味かったです。スキヤキ風、みたいな、やたら〜風がつく献立で、ご飯はベタベタで、パンは捨てる直前のような匂いがしていました。デザートもいかにも安物で、ひどいなぁと思いながらも、味はともかく栄養は考えられているし、友達と喋るのは楽しかった。また、転校してくる前の小学校の給食はとても美味しかったので、給食だから粗悪というような考えはありませんでした。何よりも小学生は腹ペコですし！母親も給食を有り難がっていました。中学生からはお弁当でしたからね。
何度か息子の給食の場に立ち会っているのですが、皆楽しそうで、美味しそうで。食材豊かな日本で良かったよ平成KIDSめ！と、毎回羨ましいことこの上ないです。
＃ちなみに給食と掃除の間には時間が置かれ、自分が食べられる量だけを食べ、*食べ残しは持ち帰らないシステムです（*無添加調理のため）。
食育って言葉もあるのにね。給食は「食の自己管理能力の育成」なんだよ。