そこに太陽があるだけで、暖かくなるように、楽しくなるように、優しくなるように。 毎日が日曜日、毎日が夏休み。そんな人に、私はなりたい。
大学生だったあの頃

大学生だったあの頃

まず知ること。次には理解すること。そして愛すること。
「独りであること」「未熟であること」これが私の二十歳の原点である。
                         -高野悦子-
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何も考えなくても生活ができてしまうから、
自分について、考えなくてはいけない。
整理しづらい心の中を、徹底的に晒し出せ。
そして、考えを総括的なものとし、
本当の自分を導き出すのだ。
20歳を目前にし、ひとつひとつを確認していた。
・彼の死を認める事について
・「取り返しがつかない」を選択した事について
・夜桜と毛布と喧噪の中の子宮の痛みについて
・大切なものを大切に受け止める事について
・生家にあるはずの自分の居場所について
・大衆芸術と芸術的行為について
・彼氏そして男女の役割について
・友達に話す内容と心の距離について
・時間で得るお金と湧き出るお金について
・太陽の温度と心の温度について
・一人の夜と二人の夜の違いについて
・必要以上に泣いてしまう理由について
・太宰治とモームと高野悦子の共通点について
・19歳にしては幼すぎる自分について
大学生だったあの頃、廊下を見つめ、外を見下ろしながら、
20歳になるまでにケリをつけてやる、と思っていた事。
久しぶりに母校を訪れて、思い出した。
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5件のコメント

  1. 多分、はじめましてです。
    あら、我があの母校にいったんすかい?
    色々と変わっていたでしよう?
    近頃、1食のへれかつ定食が食べたい今日この頃です。
    もちろん味噌汁は少なめですがW。
    つか、ほんとーにここ芸計多いっすね!!
    たか坊もそーだし。
    めぐおちゃんも。

    psyba
  2. 『20歳のころの怒りが記憶から手繰れなくなった時、自分は死んだも同然だ』
    20歳のころそう思ってたけれど、まだ大丈夫なのをこの日記を読んで自己確認。
    まだ腐ってなくてよかった。

  3. >psyba さん
    あれ、めぐおって芸計だったのですかー。
    てっきり美術だと思い込んでた。あれま。
    > ta_tsu さん
    自分の腐敗具合は、判断が難しいですね。
    怒りを超えてタフになったのだと思いたいです。

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