Aqua(アクア)―水のある風景〈1〉
Aqua(アクア)―水のある風景〈2〉
著:波多野 鷹
ホワイトバンドを携帯ストラップに作り替えたエントリーを書いてて、やっと作者の名前を思い出した。波多野 鷹(はたのよう)だ。
吉野朔実の『少年は荒野をめざす』に似ているかな。
高校一年生の女の子が、少しづつ世界を知るお話。アジアの貧困の理由について、突然意識しだす性について、誰も悲しまなかったライオンの死について、泣きじゃくりながら水槽を見続ける。
当時14歳だった私には、そして31歳になった私にも、心に残り続ける小説。