千葉麗子のスタイリッシュヨーガバイブル

ああ、私はこんな風な女性になりたいのだと思った。
ヨガ教本というよりは写真集・エッセイ集なのだけどヨガをやる時に大切なこと「リラックスして呼吸をとめない」が本全体から溢れ出るような、見ているだけで優しく幸せになれるような感じ。
千葉麗子のスタイリッシュヨーガバイブル
千葉麗子のスタイリッシュヨーガバイブル


相変わらずヨガの最中は眠気がスゴイです。ポーズによっては相当筋肉を使っているのに。不思議。

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パレアナの青春

「パレアナの青春 」
エレナ・ポーター 著 / 村岡 花子 訳
少女パレアナの続編。第1作目に比べてトーンダウンする分考えさせられる。突然大河ドラマ調になる日常、内部から輝くということ、品位を保ち続けること、もしパレアナが美少女であったら、性に目覚めていたら、無邪気さという名の裏切り。

ガラスの仮面 闇に消えてしまったストーリー

「ガラスの仮面」の単行本は、雑誌に載ったものがそのまま編集されるのではなく、単行本用に新たに加筆・修正されたものが単行本になっています。美内すずえの場合はそれが顕著に現れてて、まるまる一冊を書き直しているそうで。なので、雑誌で記憶していたエピソードがガッツリどこかに消えてしまうこともあります。
42巻を読んでこんがらがった、私の記憶の中のガラスの仮面(雑誌に載ったのが10年近く前で、42巻が出たのが昨年末です。)
・速水真澄と北島マヤの恋の場面の演技で
・目が見えなくなった姫川亜弓の演技が
・梅の谷でマヤと再会した速水栄介に
・暴漢に襲われた北島マヤを助ける速水真澄
・Mのイニシャルが入ったハンカチ
・紫織が別荘で見つけてしまったもの
・北島マヤと速水真澄、夜のクルージングデート
・ホテルマリーン、手首を切る紫織
・迫り来るトラックに速水真澄が
・ハミルの胸の中で泣く姫川亜弓
「おやりなさい」
すっごいくっきりはっきり覚えてる・・・orz

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李陵・山月記

山月記

己はしだいに世と離れ、人と遠ざかり、憤悶と慙恚とによってますます己の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった。人間は誰でも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが、各人の性情だという。己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、己の外径をかくのごとく、内心にふさわしいものに変えてしまったのだ。今思えば、まったく、己は、己の有っていた僅かばかりの才能を空費してしまったわけだ。人生は何事を為さぬにはあまりに長いが、何事かを為すにはあまりに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己のすべてだったのだ。

静かな時間に、一人でいると、頭に浮かぶ。虎になった、私を。

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150cmライフ。

150cmライフ。
「150cmライフ。」
たかぎ なおこ 著


150cmの視界から見た毎日のお話。
小さな頃から小さかった私。大きくなっても小さいまま。
騎馬戦はいつでも大将の役。球技は苦手だけどマット運動だけはやたら得意。
特に倒立ブリッジがお気に入りで周りの皆がビックリしてたなあ。
そうそう、こんな毎日を送っているんだよ〜と、ニコニコしながら読んじゃった。

少女パレアナ

「少女パレアナ」
エレナ・ポーター 著 / 村岡 花子 訳
孤児のパレアナが「何でも喜ぶゲーム」で町を明るくしていくお話。
20年ぶりに再読。私の大部分を構成しているのがこの本。
陰の気配を感じる時にいつも思う事。
影ができるのは、太陽があるからなんだよ。