12歳で100万円ためました!

ミカニッキでも度々触れたことのある本が、息子の初めて完読した本になりました。
12歳で100万円ためました!?本当のお金持ちになった女の子のお話
息子が自由になりたがっているようです
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表紙が可愛いので正面にして置いているのですが、どうも中身が気になるらしく、息子がちょろちょろ寄ってきてはパラパラとページをめくっていました。そしてある日「はぁ〜〜〜、面白かった」と本を返却に来たのです。隣の部屋に持っていって、寝転んでパラパラしているうちに夢中になって読んでしまったと。
「200ページもある本を読んじゃったよ!」と、読み終えた自分に驚いていました。早く自由な大人になりたがっているので共感するところが多かったのかもね。

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少年カフカ

少年カフカ
「少年カフカ」
村上春樹著
「生協の白石さん」を読み終えたあと、即座に手に取った本(雑誌)。もう何度読んだか分からない。また読んじゃいましたー☆そして村上春樹と読者とのコミュニケーションを感じているうちにいてもたってもいられなくなり、村上朝日堂ワールドへと・・・。
とにかく『村上朝日堂』が好きで、たまに”全裸家事主婦”なんて言葉が頭の片隅に浮かんだ時には、あれはどの本に載ってたっけ・・・と本棚を探してしまう。すると、いろいろな本の、いろいろな時代に、いろいろな人の声で”全裸家事主婦”が語られていて。
「「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?」
「夢のサーフシティ」
「スメルジャコフ対織田信長家臣団」
「村上朝日堂はいほー!」
「村上朝日堂の逆襲」
「村上朝日堂」
「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」
ああ、読みたくなってきた!

生協の白石さん

生協の白石さん
「生協の白石さん」
白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん
白石さんの書き下ろしコラムが読みたくて購入してしまいました。
学生からの問いかけに対し、先入観の無い状態で対応する。
学生は軽いから、ユーザーは無知だから、主婦はITリテラシーが低いから。
ともすれば、己の勝手な先入観でコミュニケーションをとってしまいがちな、企業と個人。
白石さんは、先入観をひょいと飛び越えて、個人として対応している。
どのページを開いても、心がホッとする。

ベロニカは死ぬことにした

ベロニカは死ぬことにした
「ベロニカは死ぬことにした 」
パウロ コエーリョ, Paulo Coelho, 江口 研一
なんてくだらないんだろうと思いつつ読み終える。若い女性の絶望と再生?
憂鬱のために自殺を試みた女性が、過去を否定することで憂鬱から解放される。
「今までの私は嘘をついていた」
「今までの男は本当に愛していなかった」
「愛してくれなくていいから、私を見て」
天職の押し付け、愛情の押し付け、相変わらず他者と関わらないままじゃないか。
お手軽な恋愛ゴッコ、浅はかな幸せゴッコをやっていればいい。

犬の人生

犬の人生
犬の人生」中公文庫
マーク ストランド (著), Mark Strand (原著), 村上 春樹 (翻訳)
かなりの時間をかけて、少しづつ読む。
最初に感じるとっつきにくさは、この本のリズムに乗れていないからか。
連続する思考がテンポよくまとめられていて、言葉の音楽を聴いている感じ。
「水の底で」と「真実の愛」がお気に入り。「大統領の演説」がお気に入り。
手に取る度にお気に入りが増えていく本。