『日本復興計画』大前 研一 (著)

『日本復興計画』大前 研一  (著)
『日本復興計画』大前 研一 (著)
内容は「大前研一ライブ(YouTube)」と日経BPネットのコラム『大前研一の「産業突然死」時代の人生論』、自身のブログを焼き直し。復興計画を提言するための緊急出版です。印税一切放棄、売上げの12%(1冊あたり137円)が被災地救援に寄付されます。大前さんのファンなので購入しました☆
動画やブログもあるけれども、数年後のために。3月13日の放送時には理解できなかったことが、活字を追ってみると自然に頭に入ってきました。震災の後、いろんなジャンルの本を読んで詰め込んだ知識が整理されてゆく感じ。

あなた自身を復興する、あなた自身があなた自身を救ってサバイブする。この世の中、どんな乱世になっても生き残ってみせる、というメンタリティ、極端に言えば、世界のどこに出かけていっても稼ぐぞ、というメンタリティが持てるかどうか、そこがポイントなのだ。

原子力工学と経営、世界経済の専門家で、主義主張がぶれない。すごい人です。第三章を読むと力がみなぎってきました。まさに「日本復興計画」の書。こういう本が読みたかった。

ワークショップ「見てみよう 身のまわりの放射線」 

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日本科学未来館主催のワークショップ「見てみよう 身のまわりの放射線」に親子で参加してきました☆
「見てみよう 身のまわりの放射線」では、放射線とはいったいどのようなものなのかをワークショップを通じて親子で学びます。放射線測定器「はかるくん」と、放射線の飛跡を見ることができる「霧箱」を使って観察します。
<ワークショップの流れ>
放射線って何?
放射線はどこからくる?
原子って?
原子はすべて放射線を出すの?
こわれやすい原子からこわれにくい原子へ
放射線はどのようにひろがる?
私たちと放射線の関係は?
どのように体に入ってくる?
からだへの影響は?
一日にあびる放射線の量を例えてみよう
放射線の大きさを表す単位
放射線を見てみよう!
どのくらいあびている?
東京都内の放射線量は?
時間は約60分。小学校3年生以上の子と保護者でのワークショップでした。情報が的確に整理されていて(しかもスライドの絵が可愛い)、活字アレルギーの人でも放射線・放射能の違いや、半減期の意味が分かるような解説でした。
そして実際の体験として、「霧箱」を使って放射線の飛跡を見ました。まずは密封容器にアルコールを入れて帰化させ、中央に放射性物質(トリウム)を置きます。その後、容器を下からドライアイスで冷やし、容器の上に手を置いて暖め空気の寒暖差を作り、部屋の電気を消すと・・・筋が!うっすらと白い筋が流れているのが見えます!「おぉー。これが放射線の飛跡」と思わず声に出す。
放射線の飛跡を観察した後は、「はかるくん」を使って実際の東京都内の放射線量を計測しました。どのグループも0.06×〜0.07× μSvで、私の計測は0.075μSv/h。このままの放射線量が続くと仮定して、24時間×365日=657μSv=0.657mSv。1ミリシーベルト以下。大丈夫、政府もマスコミも嘘をついていませんでした(笑)
今回のワークショップに参加して良かったと思ったのは、数値が放射温度計のように微妙に変化するものだということを肌身に感じたこと。iPhoneで写真を撮っていたから向かいの席の親子より数値が高かったのだと思う。近づけるだけで数値が変わる。電磁波です。そして飛跡を見ることによって半減期を実感できたこと。正しく知って正しく怖がること。「科学的に怖がる」ことが大切ですね。必要以上に恐れても、軽視してもダメ。
実験に使用した放射性物質ですが、中身はランタンのマントルでした!トリウムは半減期140.5億年!計測してみたら0.23μSvだったかな。ほーう。
ランタンのマントル・・・キャンプ用の照明の内部に入れる白い布。ランタンで光る部分がマントル。
はかるくん・・・文部科学省の簡易放射線測定器。ガンマ線と宇宙線の一部を測ることができます。学校関係者は無料で借りることができます。
日本科学未来館のイベント

『原発労働記』堀江 邦夫 (著)

『原発労働記』堀江 邦夫 (著)
『原発労働記』堀江 邦夫 (著)
東日本大震災後の3月24日、東京電力福島第一原子力発電所3号機内で作業員3人の被曝(2名の両足の皮膚に約400mSv/hの放射性物質の付着=局所的放射線障害「ベータ線熱傷」の可能性)が発表されました。ニュースを読みながら、2人が短い靴を履いていたこと、防護ができない防護服に怒りを覚えました。「日雇い労働者が沢山派遣されているらしい」の噂、その実態が気になり、読んでみたのがこの本です。幻の『原発ジプシー』の復刊。5月13日に27年振りの復刊となりました。
フリーライターの堀江邦夫さんが30歳の時に、美浜、福島第一、敦賀での定期点検時に労働者として従事した記録をもとにしたノンフィクション。
想像以上の下請け体質(ひ孫請けの会社が手配した作業員の中には住民票や保険証のない人もいた)、先の見えない被ばくより今死ぬかもしれない恐怖によりマスクを外してしまう作業環境(呼吸もままならない防護服)、請負業者の事故隠し(原発ぐらいしか働き口のない過疎地の若者たち)。原発内での放射線下の下請け労働者に委ねられている作業量は全体の97%(2008年において)など、知っておきたい内容です。
ITゼネコンも気になる時代ですし、人としての生き方を考えないと・・・。

『輸入食品・加工食品・外食の「毒消し術」』増尾 清 (著)

『輸入食品・加工食品・外食の「毒消し術」』増尾 清 (著)
『輸入食品・加工食品・外食の「毒消し術」』増尾 清 (著)
この本では、野菜・果物などから食品添加物や残留農薬を取り除く方法を紹介しています。「アク抜き」「湯通し」「湯むき」「ふり塩」「塩じめ」「酢洗い」「しょうゆ洗い」・・・昔ながらの料理の下ごしらえの手間には、毒を取り除くという意味が含まれていました。あの下ごしらえにはそんな意味があったのね!など目からウロコの本。
輸入野菜に使われているポストハーベスト農薬やダイオキシン、その他もろもろ、気になりますもんね。

下鴨神社 流鏑馬神事(やぶさめしんじ)

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葵祭りの前儀として行われる流鏑馬(やぶさめ)。下鴨神社で毎年行なわれます。ニュースでしか見たことがなかったので一度本物を見ようと家から歩いていきました。京都御所、鴨川をショートカットして約60分。父親くらいは着いて来てくれると思ったのにな。「誰が混んでるとこ行くかいな。そんなんテレビで見たらいいねん」の習慣で、未だ私は銀閣寺に行ったことがありません・・・
簡単に当たるものかと思っていたけど、なんのその。思っているより馬が速くて、乗馬中に手を離すだけでもすごいと思いました。更に矢を放つなんて。
流鏑馬のことを考えながら歩いていたら、何故か来た道と対極線に歩いていってしまいました。「妙」の字が見え、叡山電鉄の線路を渡り、白川通りの文字が見えたところで、やっと、まるっきり正反対のところを歩いていたことに気がつきました。帰りは大人しくバス+電車。1時間30分くらいかかりました(普通に乗れば20分くらいの距離)。
動画(4秒)
ごめん横向き。

平成23年度 京都春季非公開文化財特別公開

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私にとって大切な石灯籠と一緒に。
父親から「平成23年度 京都春季非公開文化財特別公開」の招待券をもらったこともあり、お休みの間はお寺で過ごしていました。各寺院に京都古文化保存協会の腕章をつけた方たちがいて、お寺の歴史や文化財について教えてくれました。京都のことをちゃんと知りたいな。無知のまま年を重ねている自分が恥ずかしくなりました。
<私が見たお寺たち>
妙蓮寺
奥書院
収蔵庫
長谷川等伯一派筆「松桜図」「鉾杉図」「柳図」<共に重要文化財>
十六羅漢の庭、他
知恩院三門
三門二層内部<国宝>
狩野探幽はじめ狩野派筆天井画
釈迦牟尼坐像<重要文化財>
十六羅漢像<重要文化財>
白木の棺、他
東寺五重塔
五重塔<国宝>
※16の寺院で特別公開が行なわれていました。
知恩院さんの三門の中にはじめて入りました。知恩院では山門ではなく三門。「空門」「無相門」「無作門」の三つの解脱門にたとえているからだそうです。楼上内部の極彩色に彩られた壁や狩野守信をはじめとする狩野派が描いた麒麟・天人、釈迦牟尼仏像、16羅漢像に圧倒され、美しさに息をのむ。・・・と薄暗さに目が慣れてくると壁に書かれているのは落書き?見慣れるほど見えてくる屋号、名前、日付、住所など。それとも石灯籠や瓦を寄進するように、自分の名前を書くことができた?・・・落書きだそうです。それは悲しい。詳しく教えていただいたのに忘れてしまいました。別の宗派の人たちに襲撃されたようです。妙蓮寺も襲撃されていました。